わきがってうつる

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衣類からうつることはある?

まず、覚えておくべき大前提としてワキガは人から人へ感染するような病気や風邪のウイルスとは違います。
そもそもワキガとは、アポクリン汗腺から分泌される汗の性質によって、皮膚の表面に付着している細菌が汗で分解されることで特有のニオイを放つ症状です。
当然、ワキの下のアポクリン汗腺が多い人はワキガになりやすい傾向にあり、その多くは遺伝で決定しています。
つまり、遺伝的に継承された体質ですので、ましてや衣類を介して「うつる」こともないでのす。

しかし、ワキガの人の衣類を借りた場合、脇の部分が自分の脇の肌に直接触れるようなことがあれば一時的にワキガのようなニオイになることがあります。
実はワキガの人の皮膚に付着している細菌はそうでない人の常在細菌と違います。
それだけでなく、汗で分解された細菌のニオイ成分も違うのです。
ワキガの人の衣類に付着していた細菌が衣類を介して自分の皮膚に付着したとしても、数時間ほどで消える残り香のような現象なのです。
ただ、家族の中にワキガ体質の人がいる場合には同じ空間で生活しているだけに衣類に染み付いてしまうということも考えられます。
家族間では体臭が似ていることも多くワキガのニオイに気づかないこともありますが、ニオイが気になる場合は念のため衣類の洗濯や保管は別々にするといった対策が必要です。


子供のワキガは突然なるもの?何歳から?

子供がある日突然にワキガになるわけではありません。
一般的に両親がワキガ体質の場合、子供に遺伝する確率はほぼ90%以上と高い傾向にあります。
片方の親がそうであっても遺伝的な確率は70%とされています。
また、耳垢が溜まる外耳道のアポクリン汗腺は幼少の頃にはもう発達していますので、耳垢が湿って柔らかい場合は将来ワキガになる可能性があるとある程度は判断することができます。
子供が本格的にワキガのニオイに悩み始めるのは、アポクリン汗腺が一気に増加する第二次性成長期、平均的に男の子は11歳半、女の子は10歳のいわゆる思春期です。
最近ではワキガに悩む子供のための専門治療センターがあり、ニオイ症状の改善のほか注射や手術など行っています。
また、他院で受けた手術の修正や再発に対する処置などの治療も行っています。
一般的に手術を希望する場合は、治療後の再発を考慮してワキのアポクリン汗腺が発達しきった第二次性成長期以降が適齢とされています。